伝記
ジョンヒョンは、本名をキム・ジョンヒョンといい、1990年4月8日に生まれた大韓民国の歌手で、SMエンタテインメントに所属したアイドルグループ、シャイニーのメンバーである。2005年、デビュー前にバンドを結成してベーシストとして活動していたところ、SMエンタテインメントにスカウトされ、3年間の練習生生活を送った。2008年5月25日にシャイニーとして韓国でデビューし、2011年6月22日には日本でもデビューした。メインボーカルとして9年間にわたって活動した。身長は171センチで、姉が一人おり、恋人と間違われるほど仲が良かった。座右の銘は「理解よりも認めること」だった。
アイドルを目指す以前は作曲家を志していたといい、メンバーのテミンのほか、EXOやIUなど多くの歌手に楽曲を提供した。シャイニーの作品でも作詞を手がけた。2013年4月1日には、実家から合宿所へ戻る途中、自ら運転する車がガードレールに衝突して鼻の骨を折った。このため、急遽、活動中の曲はメインボーカルを欠いた4人で始まったが、5月23日の音楽番組で合流し、5人でのパフォーマンスを初めて披露した。2014年2月3日にはラジオ番組「青い夜」のDJに就任した。
2015年1月12日、ミニアルバム「ベース」でソロの歌手としてデビューした。テミンのロゴが三角形であるのに対して四角形のロゴを使い、五角形のシャイニーのロゴへとつなげるなど、ソロ活動でありながらグループとのつながりを感じさせるものだった。タイトル曲はチャートでリアルタイム1位を記録し、日本の音楽配信のアルバムランキングや、米国の雑誌のワールドアルバムチャートでも1位を獲得した。韓国の音楽番組では1位を8回獲得した。同年9月には、全曲自作による初の小品集を発表し、ソウルの弘大と大学路でゲリラライブも開いた。2016年5月26日には、初のフルアルバム「좋아」を発売した。2017年4月2日にラジオ番組を降板し、4月24日には、自身がプロデュースした全曲自作の小品集の第2作を出した。
2017年12月18日、ソウル江南区の清潭洞にある宿泊施設の部屋で倒れているのを発見され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。27歳だった。この日の昼ごろ、宿泊施設に2泊の予定でチェックインしており、16時42分ごろ、自殺をほのめかす文面のメッセージを受け取った実姉が警察に通報した。警察と救助隊が出動した18時ごろには、すでに心停止の状態だった。部屋には練炭を燃やしたような痕跡があり、警察は遺族と協議した結果、司法解剖は行わず、自ら命を絶ったと結論づけた。12月19日、親交のあったバンドのメンバーが、12月上旬のソロコンサートの数日前に本人から遺書を託されていたと明かし、遺族と相談のうえで全文を公開した。
遺体の安置所はソウルの病院に設けられ、12月21日に出棺した。男性の親族がいなかったため、喪主はメンバー4人が務めた。訃報を受けて、SMエンタテインメントの所属歌手は、予定されていた活動を中止や延期、自粛した。年末の音楽特番では追悼のメッセージが放送され、出演者は喪章をつけて参加した。楽曲提供を受けるなど親交の厚かったIUは、2018年1月の授賞式で大賞を受けた際、ジョンヒョンの名前は出さないまま哀悼の意を表した。生前に制作していた遺作アルバム「ポエット|アーティスト」は、2018年1月23日に音源が公開され、翌日にCDの発売も始まった。ガオンチャートの総合部門などで1位になった。
同じ年に亡くなった人物
- アラン・ホールズワース (2017年没)
- レオ・キヌーネン (2017年没)
- アリー・アブドッラー・サーレハ (2017年没)
- ジュリオ・オスカー・メチョソ (2017年没)
- グラント・ハート (2017年没)